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June 2006

June 15, 2006

仔猫の養子先が決まりました!!

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 ついさっき、ムームー(仮名)が貰われて行きました。里親探しシリーズ第1弾で登場した「タローちゃんの母」さんの娘さん。結婚してM市に住んでいるそうです。小さい頃から何匹も捨て猫を拾って育てた猫好きさんです。

 こっちも情が移ってしまうし、出来るだけ早い方がいいだろうというので、先方の決心が付いたらすぐに迎えに来ていただきました。今日は朝から私のあとをついて歩くんですもん……別れは辛いですが、幸せになってもらいたいし。
 ハンナは昨日あたりから、仔猫がちょっかいを出しても眠い時には無視するし、自分をセーブしている様子でした。すっかり大人びたというか……ヤンチャをする頻度がぐっと減って、ちょっと年寄り臭くなっていました。

 けれど最後にやらかしてくれましたよ!!
 猫タワーや猫トイレ、その他諸々一式を車に積み込んで部屋に戻り、さぁ、いよいよ猫をキャリーバッグに入れようという時、キッチンの棚の下から取り出した猫を私が抱き上げたら、ハンナが下からジャンプして猫のしっぽにかみついたんです。一瞬重みを感じたんですが……まぁ、もちろんけがをさせるほど本気でかんだ訳じゃありませんし、血も出てませんでしたが……。猫は悲鳴も上げませんでした。でも、明らかにブルー入ってました。

 そんなことをやらかしてくれたハンナですが、猫がいなくなってちょっと寂しそう……かな? これでやっと落ち着いて寝られるとでも思ってるかな。

 猫、猫。今度はプラズマテレビのある一戸建てだよ。幸せになってね……Cimg1258

追記: 一眠りして目が覚めたら、ハンナったら、ムームーを探して歩いてますよ……(;_;)
追記2: 名前は「小太郎」に決まったそうです。成長するに連れ、どうやら男の子ではないかとの推測から。これで女の子だったら……??

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まだまだ里親募集中

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 仔猫を見たいという人が一人見つかりました。まだ飼ってくれるかどうかは未定ですが、一歩前進。私は逆さにして振ったってどうしても犬好きなので、どんなにこの仔猫を可愛いと思っても、根っからの猫好きの人にはかなわないですからね……本当の猫好きの人に貰われていく方が、きっと幸せだと思うのです(←自らに言い聞かす)。

 本日ついに、ハンナとムームー(仮名)の距離がここまで近付きました。
 ハンナは仔猫が「まだ子供」だから攻撃しちゃいけないと理解し、昨日根気よく説得した甲斐あって、仔猫が近寄ってこないと、自分からお座り・ふせをしてじっと待つことも出来るようになりました。物分かりが良くてありがたいです。こんなにお利口さんだとは、正直、飼い主の私も信じてませんでした。願ってましたが。
 仔猫もハンナが攻撃してこないと理解して、時々嫌がりつつも、においを嗅がれながら猫パンチ猫キックで応酬するだけになりました。
 まだぎこちないものの二人で遊べそうな気配です。種を越えた友情が成立するか否かの瀬戸際です。

 ハンナは別室で一眠りして起きてくると、仔猫を探します。鈴の音がするとそちらへ行き、棚の下とか見えないところにいる猫に向かって、クークーと不満げに呼びかけます。猫はなかなか出てきてくれないんですけどね。

 唯一の悩みは、仔猫の食事回数が多いのにつられて、ハンナもご飯を食べたがって仕方ないこと。元々ハンナにはドライフード+おから+人参のすり下ろし+レトルトお肉という食事を一日二回あげていたんですが、ドライフードを別にあげることにして一日四回。それでも回数が足りない分は、人参の輪切りや仔猫用の厚切り鰹節をあげて誤魔化していますが……あまり納得していないかも知れない(^^;)

 今後の不安はやはり、日に日に仔猫の運動性能が向上していること。仔猫のお陰様ですでに否応なくずいぶんと生活態度を正されているんですが(脱ぎっぱなしにしない、引き出しをちゃんと閉める、空いた食器はすぐ下げるetc.)、今後更に室内の整理整頓を強いられそうです。仔猫を我が家の生活指導委員に任命しました。
 ま、いなくなればすぐに元の怠惰な生活態度に戻っちゃうんですけどねー。

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June 14, 2006

引き続き里親募集中

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 ハンナと猫の距離は、徐々に近付きつつあります。猫もシャッ!とは言わなくなりました。相変わらずムームー言っていますが。
 幼い仔猫は、とにかく遊び盛り。電気がつけば、自分の影を追っかけて影踏み遊びをしながら家中を駆け回ります。猫じゃらしと格闘し、ゴルフボールとともに転がり回り、ぷらすママが買ってきて組み立ててくれた,猫タワーにぶら下がっているネズミのおもちゃでボクシングジムごっこ。
 猫が遊び始めると、ハンナは興味津々で近付こうとします。猫もハンナに興味はあり、ハンナがじっとしている時には近付いてちょっかいを出したりもするのですが、いざハンナがその気になって近付くと、怖くてムームー言いながら怒ります。ハンナももうちょっと優しくできればいいんですが、においを嗅ぐのも力任せ、それじゃあ仔猫が怒るって。
 ハンナの届かないところに猫が上ると、ハンナは微妙に呼吸を荒げながら見上げ、しばらくは我慢するものの、ついには吠え出します。うちの子なのに非暴力的じゃないんだからぁ……
 ハンナは元々ねずみ捕りの犬。仔猫のチャッ、チャッという動きで、本能のスイッチが入ってしまうのです。でも吠えるたんびにやめさせ、お座り、ふせをさせて、出来たらほめてあげて、よくよく話し合って説得を繰り返しています。ハンナにとっては本能との戦いです。「お姉ちゃんなんだから我慢してネ」という状況が多くて、ハンナにとってはしんどいはず。それでもよく我慢してます。その分、二人っきりで十分スキンシップをしたり、いつもは重くて勘弁してもらっている膝の上での昼寝も許してやったり、人間さんはフォローに必死です。

 深夜に至ると(現在フランス戦前半)、ハンナは眠くてソファの上でお休み中。猫が近くを走り回っても放っておいてます。

 私は猫を飼ったことがないんですが、今のところ三次元移動もたかが知れてるし、破壊力もないので問題無いんですが、これってもうちょっと成長すると、仔犬のいたずらの比じゃないのでは? そうなる前に里親が見つかるといいんですけど……

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June 13, 2006

子猫の里親募集中

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仔猫の里親を探しています。
  生後6週間程度、性別はまだ分からないとのこと。
  アメショーと長毛種も混じっているらしく、黒にグレーの縞が入って、長い毛には白も混じっています。お腹に一カ所だけ、かえでのマークの白いブチが入っています。目はグリーン。
  血液検査含めて健康診断済み。猫エイズなどの病気なし。ダニ・蚤なし。
  トイレはすでに理解しています。
  ご飯をくれる人にはすぐ慣れる、人なつっこく元気な仔猫です。猫じゃらしとゴルフボールが大好き。

 6/7、先週の水曜日に、鴨川の河原に捨てられていました。
 犬と散歩していると、藪の中からみゅーみゅーと声がします。散歩友達と数人がかりでさんざん探したのですが、時折姿は見せるものの、ガサガサと藪を踏む音を怖がってなかなか出てきません。黒っぽい、まだ生後一、二ヶ月の仔猫でした。その日はいったんあきらめたのですが、翌日は雨の予報。小さな仔猫が雨に濡れれば、すぐに死んでしまうのが分かっていました。
 翌朝、鴨川近くに住んでいる散歩仲間「タローちゃんの母」さんから「ぷらすママ」さんに、まだ声がするという知らせが入りました。ぶらすママが捕虫網持参で出かけていくと、石垣の上で泣いていたそうです。前日には大きな目を見開いていたのに、一夜明けたそのときには、目が炎症を起こしたのか、目ヤニで両目ともあかなくなっていたそうです。鳴きはするものの、もう動き回る元気はなかったので、捕虫網を使うまでもなく、つまんでバスタオルに包み、速攻で獣医さんに連れて行き、血液検査ほか、健康診断を受けさせ、連れて帰ってくれました。

 この仔猫、人に慣れているんです。野良猫の育児放棄ではなく、飼い猫が子供を産んで、乳離れした途端に捨てられたようです。同じ日に、ぶらすママの知人が別の1匹を、もう少し上流で保護しました。たぶん1匹ずつバラバラに捨てたんだと思います。その方が拾ってもらいやすいと考えたんでしょうか。でも、6週間もお乳を吸う姿を見ておいて捨てるなんて、そんなことが出来るんですねぇ……。母猫のオッパイから引き離され、兄弟から引き離され、たぶん捨てられたのは火曜日の夜の間でしょうから、丸二晩も河原で助けを求めて泣き続けていたことになります。

 ぷらすママが獣医さんの帰りにトイレ砂や猫缶など一式買いそろえて面倒を見ていたのですが、飼い犬の「ぷらす」が猫にシャッ!!と言われて以来恐がって、ストレスがかかり、昨夜、今朝とついに吐いてしまったのです。それで本日より、我が家で保護することになりました。
 ちなみにこの「ぷらす」ちゃん、KBS京都の情報番組でテレビデビュー済み。ポチたまペットグランプリで、先週の投票で見事一位に輝いたマルチーズ・やる気無い系・11歳です(オンエアは7/21)。

 ぷらすママさんが昼間、一式持ってきてくれて、今はお菓子が入っていたカゴの中で爆睡しています。
 ハンナと猫の間には実に張りつめた緊張感が漂い、犬やら猫やらワールドカップやらで、なんだかもうへとへとです。
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