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April 11, 2005

降る花日和 筍尽くし

 予報では雨が心配されましたが、なんとか夜までは持ちこたえて、暖かな降る花日和の一日でした。
 四条から五条にかけての鴨川、高瀬川の染井吉野も、今日の暖かな湿った風に吹かれて、しきりに散っていました。川面に流れる白い花びらは絶えることがなく、どれだけ上流の桜が混じっていることやら。
 京都の桜は染井吉野ばかりでなく、枝垂れ桜、紅しだれ、里桜など、まだまだこれから見頃を迎える木も多いので楽しみは続きます。特に枝垂れ桜は風情があって大好きなのだけど、東京ではそれ程多くは見かけません。京都にはたくさん植えられているので、ありがたく楽しませていただいています。

 夕刻、長岡天神の錦水亭へ。長岡天神の池沿い、染井吉野の並木道を歩いて池を渡り、本宮まで石段を登ってお参りしてから、いざ今年も筍会席を賞味。去年は桂の筍亭に行ったので、こちら錦水亭は初めてです。
 木の芽和え、のこ造り、田楽、若竹すまし汁、じきたけ(煮物)、焼竹、むしたけ、てんぷら、酢の物、のこめし、そして果物というコース。もう、お腹一杯筍を堪能。どれも美味しく頂戴しました。特に、筍の根本の方を豪快に輪切りにしてお出汁で煮た「じきたけ(登録商標)」は、けっこうなボリュームにもかかわらず、絶妙のほのかな甘味でパクパクいけちゃう美味しさ。筍の皮に包んで出てきた焼竹も、お醤油の焦げた香ばしいかおりと歯ごたえで、とても印象的でした。ただ、仲居さんがフル回転で次々にお料理を運んでくれるのですが、前半の配膳はやや早すぎ。お盆の上に置く配置も、ややぞんざい。それぞれのお皿がきれいに盛り付けてあるだけに、ちょっと残念でした。仲居さん、オーバーワーク気味なのかしらという感じです。
 お料理は錦水亭の方が私には分かりやすく、「また来たい!」と思わされる印象的なものでした。仲居さんの質やサービス全般、静かなロケーションという点では、筍亭の方が上でしょうか。錦水亭のお料理を筍亭のサービスで食したいところですが、そうも上手くはいかないようで。花の盛りも人の世も、ほんに儘ならぬものでございます。

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