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October 2004

October 27, 2004

石けんライフのまとめ

 2年半ほど石けんライフをやって来たことになります。早いもんですね。だいたいやり方も安定してきたので、現在の状況をまとめておきます。

☆台所
 食洗機はシャボン玉の「食器洗い機専用粉石けん」など、合成洗剤でない食洗機用洗剤が何種類か出ているので、わりと取っ替え引っ替え、通販などで入手しています。
 食洗機で洗えない物は、入手しやすいミヨシの「白いせっけん」でぴかぴか。
 焦げ付きやレンジの油汚れなどは薬局で買える「重曹」で磨きます。
 蛇口などの水あかは(これも薬局で買える)クエン酸の水溶液をスプレーして拭けば、ピッカピカになります。ティートゥリーなどの精油を入れておけば、香りも楽しめます。

☆掃除
 超極細繊維の掃除用クロスでちょっとしたシミや汚れはキレイさっぱり。あとは重曹とクエン酸水、石けん、それだけですべてOKです。石けんはそのままスポンジにつけたり、粉石けんをお湯に溶いてトロトロにしたり、やはり粉石けんを水かぬるま湯に溶いてブレンダーでクリーミーに泡立てたり、臨機応変に。でも滅多にそこまでしませんけどね。

☆お風呂
 シャンプーももちろん石けんシャンプー。パックスナチュロンのを使ってます。リンスは濃いクエン酸水(香り付けに精油をプラス)を作っておいて、使うたびにお湯に溶いています。私は毛量もありこしのある髪質なので、石けんシャンプーでハリがありすぎて少し苦労したのですが、洗い方の工夫で解決できました。(参考にしたページ)小分けにシャンプーをつけて泡立て、サラッとさせたい場合は泡が消えてから、ハリが欲しい場合は泡立っているままで濯ぎます。クエン酸リンスも、サラッとさせたいなら一分おいてから、ハリが欲しい場合はすぐに洗い流します。
 ただ、皮脂の分泌が落ち着いてしまったので、シャンプーで洗うのは週一回くらい。それ以外はクエン酸リンスを髪全体にかけて、そのまま頭皮をマッサージして洗い流すだけの、シャンプーレス洗髪で済ませています。

 洗顔は、確か……今は玉の肌石けんかな。ただし、石けんを使うのは、お化粧落としをかねて夜の入浴時に一日一回のみ。朝や、汗をかいた時などは水のみでさっぱり。これも皮脂の分泌が石けんライフで安定したため。玄米菜食の効果も重なって、カサカサ肌がツヤツヤ肌に生まれ変わりました。

 ボディ用には、民間の共働作業所ねば塾の「元ちゃん石けん」を愛用中。ロフトでも買えます。ただ、全身を石けんで洗うのは週一回程度。普段はシャワーを浴びながら手のひらでキュッキュと洗うだけ。かかとなどの角質はボディタオルでごしごしこすってます。

☆お手入れ
 フェイス→朝晩使っているのは100%ローズウォーターに、薬局で買える植物性グリセリン(保湿成分)を加えたもので、たっぷりの水分補給。結構安上がりです。乳液、クリームのたぐいは使いません。
 メイク用品も、ロゴナオーブリーオーガニクスなど、石油由来の成分を使わず天然成分メインで商品開発しているメーカーの物に替えました。下地クリームを兼ねて日焼け止めは自作しています。といっても、天然成分のクリームベースに、二酸化チタンとローズウォーターとボディマッサージ用のオイルを混ぜるだけ。
 リップクリームはナイアードビーワックスリップクリームがお気に入りです。
 口紅は、紅花100%の紅皿が気に入ってます。
 オーガニックマニキュアなんて物まであるんですよ。家事をすると一日で剥げますが、あのキッツい匂いが無くて優しいミルラの香りなので、気に入ってはいます。

 ヘアケア→十三やの柘植櫛に椿油というオーセンティックなお手入れでございます。スタイリング剤はほとんど使わないのですが、こちらのページを参考にして、時々手作りスタイリング剤を工夫しています。

 ボディ→肘、かかと、足などには、アロマテラピーを兼ねて精油を加えたマッサージオイルを少量ずつブレンドして作り置きしています。今はパルマローサ+ローズ+ラヴェンダーが気に入ってます。

☆その他
 夏の虫除けは合成殺虫成分を加えていない「菊花せんこう」。効果はまぁ満足。蚊が死なないで逃げていくだけです。
 犬のための虫除けスプレーも自作してます。ペニロイヤルミントとエルダーフラワーの葉っぱを濃いめに煮出して濾して冷ました液に、シトロネラ、レモングラス、ユーカリなどの精油をプラス。効果は、全く寄ってこないわけじゃないけど、それなりに。毛皮がだんだん香ばしい匂いになっていきます……(-_-;)
 普段着るTシャツのたぐいは、なるべくシーズンごとにフェアトレードのオーガニックコットン製品を買うようにしています。
 あと、女の子のナイショ話になりますが、布ナプキンというのも使っています。こういう商品の存在そのものを、保健のセンセは生徒たちに教えてあげて欲しいもんです。

 だいたいこんな感じかな~。

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October 22, 2004

河原の小魚 その後

 昨日書きました鴨川河川敷いっぱいに打ち上げられた小魚さんたちのその後ですが、今日はずいぶん数が減っていた……と思います。鳥や猫に食べられたのかな?
 芝生の方は、小さいのが地面に同化して見えなくなったのかな~という気もするんですよね。ぽつぽつと大きめのは見かけるし。歩道になっている方では、所々、水たまりだった場所に固まってたくさんの魚がまだ残っています。

 昨日書き忘れた謎がもう一つ。小魚が打ち上げられているのは、東岸のみ。西岸では全然見ない。どうして?
 西岸の方が河原の幅が狭いから、水が退く時にちゃんと逃げられたのかなぁ……謎は尽きません。

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October 21, 2004

台風一過

 各地で大変な被害が出たようですね。皆様の地域ではいかがだったでしょう。被災された方々には心よりお見舞い申します。今後も気候の不安定化とともに、自然災害は増えていくんでしょうかね。

 2日ぶりに犬の散歩で鴨川に行くと、流木、小枝やアシ・ヨシのたぐいなどが、河川敷にたくさん残っていました。かなり増水したのが分かったのですが、驚いたのは大量の小魚が打ち上げられていたこと。
 河川敷の遊歩道に、最初は「誰かが煮干しの袋をこぼしていったのかな」と思ったんですが、芝生の上も、先に進んでも、いっぱいの小魚。どうやら台風で増水した時に、取り残されてしまったよう。犬のお散歩仲間に訊くと、朝の散歩のときには、まだ魚が生きていたと。河川敷いっぱいに無数の小魚がピチピチ……見てみたかった。
 芝生より遊歩道の端の方が大量の魚がたまっていたので、不思議だなと思ってましたが、少し先に行くと理由が分かりました。ちょっとでも生命力のある魚は、水たまりに集中して生き延びようとする。私が歩いたあたりは、その水たまりの水が退いたあとだったんですね。大きな水たまりが残っているところで、お爺さんが味噌漉しの大きなのみたいな網で魚をすくっては袋に集めていました。逃がしてやるのかな、と思って見ていましたが、その様子もない。佃煮にするそうです。八坂さんの前で版画屋さんをやっているそうで、食べにおいでと言われてしまいました。お爺さんは既に大きなタッパーいっぱいの魚を集め、さらに二袋目に取りかかっていました。
 もっとカラスたちが小魚をついばみに来ても良さそうに思いますが、あまりいませんでした。カラスも飛ばされちゃったのかなー。
 これだけ大量の小魚が鴨川にいたんだ!ということ自体が驚きでした。普段から、大雨のときには魚が流されちゃうんじゃないかと心配していましたが、やっぱりかなり、上流からも流されてきたんでしょうねぇ。今頃みんな一生懸命になって上流に向かって帰ってるところでしょうか。
 それにしてもあの大量の魚、市役所が片付けに来るんだろうか……もう寒くなってきたとはいえ、あれが全部におってきたら大変なことになると思うんだけど。

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October 18, 2004

オフ2連チャン

 久々にオフ会というのに行ってきました。
 土曜日はモノ書き一里塚の松筆さんにお誘いいただいて、コワいコワい大阪梅田に出撃。午後2時からという時間帯に、文芸オフといえば朝までモードと思いこんでいた私は少々首をひねりつつ、ビッグマン前とやらに迷いつつも無事集合。最初は4人で地下街の何やらおしゃれなアジアンカフェ&ダイニングにてお茶を飲みつつ(私だけビール)、創作談義やらアニメ話やらに花を咲かせました。夕方からは、微妙にゴシックなCHRISTON CAFEに移動して二次会。途中からもう一人追加合流して総勢5名になりました。九時頃には解散という、大変よいこのオフでしたが、考えてみりゃ2時から喋ってるんだから、かなりの長丁場。帰ってからちょっとノドが痛かった。禁煙オフだったのが、ちと辛かったですが。

 日曜日はパソ通時代からのお友達、阿川大樹さん迎撃。ワイン&自然派和食 はんなでしっぽりと茸の炭火焼きなどつつきながら再会を祝しました。ネットでは時々やりとりがあるものの、顔を合わせるのはたぶん6年ぶりくらい?相変わらず小説の話やら、小説のネタになりそうな話やらを披露しあい、二軒目は先斗町のカウンターのみの小さなお店。京都に住んでるけど、こういうお店ってあまり入ったことがない。それから木屋町あたりを徘徊し、三軒目のバーになだれ込む。途中カウンターで寝てたような気もするが、いつものごとく朝までモード。バーテンダーのお兄さんが、私がジュリーの話をしているとジュリーのCDをかけてくれた。ありがとう!電車が動き出したであろう朝6時、四条通で手を振って解散。よく飲み、よく喋りました!

 人と会うことが極端に少ない引きこもり生活を続けてきましたので、2日連続で他人様の前に出るなど、ほとんど非常事態に近かったのですが、ま、たまにはいっかなー、と思います。人に会わないと美容院も面倒でなかなか行かなくなるし。問題は、家で食べないと宅配の野菜が消費しきれない……。今日からがんばって料理せねば。

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October 12, 2004

ネットから恋が生まれ、命が消える

 すっかりご無沙汰していました。
 間が開くと、だんだん余計に面倒くさくなるもんで。

「電車男」書籍で刊行
 ついに本になっちゃいましたねー、「電車男」
 ダンナのブログにもありますが、私が読んだのは5月頃らしいですね。やー、面白かったし、感動しましたよ。小説なんか、敵うわけないよね。あの臨場感。
 電車男の中の人(本人)、刊行を承諾したんですね。2ちゃんから本が出ると、結構やっかみや印税の問題からトラブルになることが多いみたいだけど、大丈夫なんでしょうかね、今回。名無しさんたちの書き込みの総体を本にして、印税を受け取るのが限られた人だということに、異論が出やすいのだと思うんですが。……その辺が名無し文化と現実の世界(経済)との摩擦面で、限界なのかな。オープンソースでみんながわやわやプログラムを改良していくフリーソフトやシェアウェアなんかでも、製品化の場面でトラブルことってあるのかな。

 も一つ、何となく引っかかった今日のニュース。

若い男女7人が車内で自殺、ネットで知り合う?
 最近ですよね、こういう自殺の仕方がニュースになり出したのって。実際、一緒に自殺する仲間を掲示板で募るっていう行動様式が生まれたのも最近なんだろうし。
 若い子たちがこうやってポロポロとこぼれ落ちてくように死んでしまう時代なんですね。
 一人で死ねないって、哀しいなぁ。一人じゃ死ぬ勇気が出ないというか、勢いが付かないとかって理由で仲間が欲しいのかもしれないけど、でも、死って、とっても独りなものだと思うんだけど。
 死ぬ時に誰かにそばにいて欲しいという気持ちは分からないでもないけど、それって自殺する時のことじゃないような。大体、そばにいて一緒に死ぬのが、知り合ったばかりの人たちだっていうの、どうなんだろう。重たくも深くもない、その場かぎりの温もりの軽さが、彼らにはまさに必要なんだろうけど……そういうのって、自分の中のいろんなことまで誤魔化してしまいそうだなぁ。
 ネットで知り合って、死ぬために集合してから意識を失うまでの短い間、彼らはどんな話をするのかなぁ。一応自己紹介とかするのかな。死にたい理由を互いに聞いたりするのかな。不幸自慢みたいになるのかな。自分が一番不幸だと思いこんでたのが、そうでもないって分かってきたり。練炭自殺の手順を、こうした方がいいとか、あーしようとか、相談するんだろうな。車の大きさに対して必要な練炭の数とか、ちゃんと計算したり。場所はどこがいいか、心当たりのある人が案内して、そこでいいかどうかみんなで話して決めるのかな。もうちょっと道から離れた方がいいとか、木の多い場所がいいとか、何度か場所を探して移動したり。誰かに遺書書いた?なんて話もするかもしれない。身辺整理はどんな感じでしました?とか。きっと結構たわいもない話で笑い合ったりもするだろうし、修学旅行みたいな楽しさがあるんだろうな。だんだん、名残惜しくなってくる気持ちもあるだろうと思う。それでもどっかで踏ん切りをつけて、車を止めて準備を始めちゃうんだ。祭りの終わりみたいな気分じゃないかな。残ってるのは、後片付けだけ。みんなと会えて本当に良かったとか言っちゃったり、今まで生きてきた中で、今日が一番楽しかったとか言ってみたり。席順はどうやって決めたんだろう。窓にガムテで目張りして、睡眠薬飲んで、練炭燃やして。最後に手を繋ぐ子たちもいたのかな。
 む~ん、想像してる内に、それも悪くないか、とか思い始めちゃったなぁ。
 一人で死ねないのに、それでも死にたいなんて、ひ弱で甘ったれで、なんて哀しいんだろうね。そういう時代なんだろうね。

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