THE BLUE HEARTS
いろいろ絡み合っての上なんだけど。
ひとつ、河原町のOPAのバーゲンに行ってダンナの服を選んでるときにブルハがかかってたんで、ズボンの裾上げしてる間に上の階に入ってるタワーレコートで、ブルハの3枚組BOXのCDを買ってきて。テープは一応アルバム2枚持ってたけど、CD持ってても後悔しないと思って。それで今聞いてる。
ふたつ、ダンナのブログにもあるけど、自民党の憲法調査会の惨憺たるさまを思うと、これ程までに世界理解が違うのだと、夫婦別姓なんてこれらの長生きしそうな親爺どもがみんな死なない限り通らないのかと思うと、気が遠くなったり。こちらのブログも参照。
みっつ、NPO型インターネット新聞JANJANの特集で非暴力関係のドキュメントを久々にまとめて読んだり。
それで結局、あたしが何処にいるのか、ごまかしてちゃいけないなと思ったり。
1987年、ブルハの1stアルバムが出た年に私は大学生だったわけですよ。レーガン政権は2期目を迎えていたけど、私はそんなことあんま気付いていなかった。国際政治なんて所与だったわけで。
17年後の今、言い訳の利かない年になっている。これから後の世代に対して、「当時の大人」の一人になってしまう自分が居るんですね。選挙行かないわけに行かない。
出生率が低いのは女が元気になったせいかもしれないけど、それが女であろうと、誰かが元気になることは悪いことじゃない。出生率を上げるには、専業主婦を優遇するより、夫婦別姓を認めたり婚外子差別をなくす方が合理的なのに、どうして「夫婦子供2人のモデル世帯」にこだわりやがるんだ。私は左翼じゃないし、ハッキリ言って伝統主義者なんだ。ほんとは無神論者よりは頭のいい右翼の方が好きなんだ。なのに、他事総論さんでも書いてあるが、こないだの朝ナマで、女性天皇を認めると夫婦別姓・同性婚・シングルマザーに扉を開くことになるから自民党親爺たちの腰が重いって……夫婦別姓がそんなに遠い話なんだと思うと、もう、悔しくて涙が出る。だったら自民党親爺ども、天皇の側室制度も進めろよ! 国民感情が側室を受け入れないというなら、国民の事実は未婚の母の優遇を求めてるよ?
非暴力の手法が功を奏したとして、起きる出来事は「起こらなかった紛争」「流されなかった血」なわけで。……いつまで我慢すれば「現実主義者」が非暴力の効果を認めるんだ。起こった戦争に投下された弾薬数は統計が取れるけど、起こらなかった戦争は数字にならない。何を非現実的というのか、結構難しいところだと思うんだけど?
ああ、悔しくて涙が出る。
甲本ヒロトが今でもまだ歌ってるって、それは一つの希望だよねと思ったり。マーシーも一緒に。
ああ、涙がでる。まだ涙が出るんだよ。
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Comments
はじめまして。
夫婦別姓を待つ身さんのサイトから
とんできました。この記事から約3年、
夫婦別姓はいまだ足踏み状態です。
じじい達も死にそうにありません。
参院選自民惨敗で、
少しは明るい兆しが見えてきたのでしょうか。
ただ、このように声を出し続けることぐらいしか
私たちにはできないんですよね。
Posted by: vanilla | August 02, 2007 09:05
vanillaさん、はじめまして。
別姓の法制化って、本当、どっかにフェイド・アウトしちゃいましたね。
vanillaさんのまわりは別姓に無理解な方が多いみたいで、ご苦労お察しします。私の場合は幸い、「別姓です」といって変な顔をする人に会ったことがないんですよ。犬の散歩友達の、それこそフツーの主婦の皆さんまで、「ヘ~、別に良いやん」と言ってくれました。犬友の中にはお店を経営してる女社長も一人いて、彼女も別姓ですし。
会社のオジサン連中とか、親戚のご年配の方々とかが無理解でも驚きませんが、同年代の友達が同姓強制派だったりしたら、きっとビックリして傷つくだろうなぁと思います。
私は事実婚なので、今は不都合がほとんどないんですよね。クレジットカードが入手できて、それでオール・クリアって感じになりました。(専業主婦なので自分のカードを入手するのが難しかったのです。大丸カードでダンナの家族カードが作れました)子供がいないというのも、軋轢が生じない大きな理由ですね。
今のところ不都合がないから、別姓の法制化への関心がここのところ薄れていました。国会の勢力図が変化して、少しでも進展があると良いですよね。年金や保険の既婚者優遇にメスが入って、全部個人ベースでの仕組みに変えていく議論が進めば、別姓の方も進展があるかも知れません。
Posted by: らら美 | August 02, 2007 16:49