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June 15, 2004

EVERGREEN ―永遠に中断された光景―

 死というものを歌うには、これ程に優しく愛おしまねばならないのだろう。奪われた生の口惜しさに呪いを吐くのではなく、哀しみを哀しみのまま、喪失を喪失のまま、別の何かにすり替えることなく心にとどめるためには、これ程までにひっそりと息をひそめ、慈しまねばならない。

初夏の緑の中で途切れゆく命は、もう年をとることなく、残される者達にとってはいつまでもその緑の葉のまま。
途切れゆく命にとっては、残してゆく幼い若葉が生い育ち、花開き実をつけるさまを見ることは永遠に叶わず、幼い葉はその小さな緑のまま。
そんな永遠の初夏の緑。

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