June 22, 2008

夏至の日に

夏至の日の沈む彼方を指さして その眼差しが地平を拓く
雨上がり夜の匂いを嗅ぐ犬は 腰高窓に鼻先伸ばす
出窓越し街を見下ろす犬の目に世界はなんと映っているか

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June 13, 2008

夢の中の犬

私の腕に 顎乗せて
私の脇腹 盛んに蹴って
お前 どこの野山を駆けている?
体中をふるわせながら 何に向かって吠えている?

白目が時々見えてるよ
ピンクの舌先ちょろりと出てる
ヘンな顔になってるよ

そんなお前を見ているだけで お前よりきっと何倍も幸せになっている
だから私は そうーっと息をひそめ
お前の夢の中に滑り込もうと 夜明けの風を探してる

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February 03, 2008

かわら林

 12月頃から仮面ライダー電王が最終回に向け例年になく盛り上がっちゃって、毎年恒例の「冬のドストエフスキー」すら出来ずに年末年始を過ごしましたが、その電王もとうとう最終回を迎え、ぽっかりと空いた心の穴を埋めるかのように、今年も無事にふぐを食べに行ってきました(^_^)
 犬の散歩コースにある割烹「かわら林」さんです。
 高瀬川を雪見障子越しに眺めながらのテーブル席。他にお客さんが……いない。私たちが帰るまで貸し切り状態でしたが……大丈夫でしょうか。おいしいのに!!

 たっぷりのてっぴは歯ごたえ抜群。
 ひれ酒は片口で供され、三島焼きのお猪口でいただきます。
 てっさとともに、軽く炙った叩き、身皮が出てきます。やはりてっさは関東よりも厚めの作り。叩きは甘みが増して美味しいし、身皮の口当たりもアクセントになります。結構たっぷり出てきます。
 次にはテーブルに織部焼きの炭火コンロがセットされて、これまた、たっぷりの焼きふぐ。すごくいいお醤油を使ってるから、香りがたまりません。身皮(→「三河」)に対して「遠江」(とおとうみ。三河と駿河の間が遠江の国でした。)と呼ばれる外側の皮も焼いてもらいましたが、ぶりっとコラーゲンたっぷりな感じ。尻尾の付け根やくちばしあたりも歯ごたえがよいです。両手で骨までしゃぶります。貸し切り状態なので女将さんが何度もテーブルに来ては焼いたり返したり、面倒見てくれました。
 さていよいよてっちりですが、こちらのお店では聖護院かぶらをおろしたみぞれ鍋にして出してくれます。ささがき牛蒡、お揚げさん、水菜、出汁を吸った巻湯葉、こんにゃく、小蕪など、結構野菜たっぷりなのが嬉しい。……でも、そろそろお腹が限界なんですが。
 お鍋が終わると厨房から揚げ物の音が……更にふぐの唐揚げがあります。ここにも遠江が。頑張ってはみましたが、あえなく半分はお持ち帰りにしてもらいました。
 後はご飯と自家製のお漬け物、最後にお蜜柑、美味しい番茶。

 う~ん、お腹いっぱい。いったい何匹分あったんだろう……。今まで行った中では、やはり一番美味しかったですね。かぶら鍋はもう一度食べたいなぁ。焼きふぐ減らしてもらえば、完食できるかな。

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January 01, 2008

謹賀新年

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 あけましておめでとうございます(^_^)
 今年もお節を作ってみました。作業人員 2名、作業時間 約5時間。

大皿、左上から
・いろいろお豆のサラダ(白花豆、ひよこ豆、小豆、大豆、レンズ豆 +人参・タマネギ)
・根菜の煮物(里芋、こんにゃく、人参、蓮根、シイタケ、ゴボウ、昆布)
・かぶらの柿なます
・蓮根ボール
・大豆蛋白の松風焼き

小皿
・栗きんとん
・金時豆煮
・カボチャの伊達巻き

博多雑煮(ブリの塩焼き、玄米餅、ほうれん草、人参、大根、里芋、椎茸、鶉の卵を、焼きアゴ(飛び魚)の出汁で)

今年の初挑戦は柿なます。ダンナが柿が苦手なのでどうかなと思っていたんだけど、完熟柿とゆずでジャムっぽいのを作ったところ、食べられそうとのことで、柿なますにしてみました。マクロビではお酢は陰性が強いのであまり使わなくて、酢の物には梅酢を使います。酸味も塩気も強いので使う量に注意。

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December 14, 2007

イマジンがいっぱい☆

 グッズに手を出すヲタにだけはなるまいと思っていたのだけど……今年の仮面ライダーはイマジン(いわゆる怪人、しかも味方側についた裏切り者たち)が可愛すぎっ!!
 クリスマスツリーに飾り付けてみました☆
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 スウィングEXのイマジンsと、あと、実はちびボイスのモモタロスも買ってしまった。う~ん、大人買い。大人になって良かった~。
 って言うか、フィギュア屋さん、女の客なんて私だけでしたよ。しかもたぶん最年長。すごく丁寧に、手を包まれるようにしてお釣りを渡されましたよ。ええ、私、ものすごく浮いてたんだけど……外人客も2人いて、彼らも陽気なノリが浮いてたっちゃあ浮いてたし、まぁいいか。
 今年のライダーの肝は、主人公が弱いってこと。腕力では絶対かなわないくせに、心だけはちゃんとヒーローで、実は根性あって頑固で、言い訳しなくて。「僕に出来ることをするだけ」ってのが、泣かせるのよ。
 あと五回で終わっちゃうなんて……次週が楽しみだけど、最終回来るなーっっていう、切ない気持ちになるのがこの時期です。
 平成ライダーシリーズの中でクウガは別格としても、結構好きな555やブレイドよりも今年の電王がお気に入りかも知れない。
 んー、スウィングEXはゼロノスのアルタイルフォームと電王のてんこ盛りフォームもゲットすべきか……

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September 30, 2007

ついにマイクロ金融に出資!!

  NHKBS で再放送していた「社会起業家の挑戦」シリーズの1回目「途上国を救うネット融資」を、さっき見ました。
 取り上げられていたのは、KIVA(スワヒリ語でagreementの意味)という、ネットを通じて個人からの融資を募り、途上国のスモールビジネスに出資する仕組み。ノーベル賞を取ったグラミン銀行との違いは、融資がP2P、個人対個人であるということ。顔が見える絆という点ではフォスターペアレントの仕組みに近くて、しかも一方的な寄付じゃなく、対等な融資であるという点が特徴。一口25ドルから参加可能。
 利子は付かないですが、ちゃんと1年前後の融資期間を経て返済されます。返済率今のところ100%。ビジネスが上手くいかなかった案件ももちろんあるようですが、現地事務所(提携NGO)が別の賃仕事を紹介して、完済までフォローすることになっているそうです。
 ドル建てだから為替リスクはありますが、逆に円が強い時に集中して融資をしておけば、為替差益が出る可能性もあるってことですね。

 KIVAでは、PayPal決済と現地への送金手数料をゼロにする交渉に成功していて、私たちが融資したお金は全額、途上国の融資先に届きます。そのかわり、融資額の1割をKIVAの運営資金のために寄付してくれるようお願いされます(寄付は任意)。各地の提携NGOが、融資先の発掘、審査、アフターフォローまで責任を持つ仕組みになっているようです。持続可能なビジネスモデルとして成り立たせようというところが良いですね。

 で、私も早速一件、二口50ドルの融資をしてみました。
 相手はパラグアイのテレサさん。食料品店を営む既婚女性47歳。お店にフリーザーを入れて夏の商売の役に立てたいとの申し出です。「夏はもう終わっちゃうし……」と一瞬思ったんだけど、パラグアイは南半球ですね、夏はこれからですね、失礼。ということで、彼女に決めました。
 PayPalのアカウントは、海外通販をやった時に作ってたので、すんなりあっさり、クリッククリックで融資完了。PayPal日本語対応ページも出来たので、英語が苦手な方でも簡単にアカウントが作れます。
 最初の融資と同時にKIVAにもメンバー登録すると、私の融資状況等、ポートフォリオのページができあがります。このページに各案件の状況、融資相手の近況などが表示されます。

 NHKの番組でも紹介されていましたが、マイクロ金融の効果というのは、単にお金の問題に尽きるものではないんですよね。途上国の借り手は、まとまったお金を手にすることで商売を始めたり、すでにやっている商売を拡大したりして、お金を返すわけですが、滞りなく返済することが、そのまま彼ら/彼女らの自信になる。返済の証明書は、「私には信用がある」という証明になるんですよね。これは貧困の中で尊厳を取り戻す大きな力になる。その点で非暴力と同じく、人間が尊厳を取り戻すための重要なエンパワーメントになるんですね。
 そして貸し手である私たちは、貧困を生み出す世界経済の仕組みに立ち向かうことなんて出来ない、という無能力感から一歩踏み出して、小さな一つの成功体験を手に入れる。未来は、適切な仕組みと意志さえあれば、変わっていくかも知れないんだと希望を持てる。暴力的(に傾きがち)な世界経済の中に、非暴力的な領域を確保しようという意思表示であり、手軽に成功体験を手に入れられるプラットフォームとして、やはり重要なエンパワーメントになると思うのです。

 各方面で紹介されて急激に知名度が上がっているせいで、現在融資を待っている案件の数はそれほど多くありません。アフリカ方面は皆無で、多くがウクライナ、タジキスタン、アゼルバイジャン、パラグアイ、メキシコあたり。シングルマザーが子供を学校にやりたいので……というような涙袋満載の案件はすでに融資が満額集まっちゃったのでしょう。今募集しているのは、すでに市場にお店を持っている人など、商売が一応成り立っている人が多いみたい。
 お家を建てる費用が必要という女性--今は柱だけで、壁と床を張りたいとのこと、バイクタクシーの運転手をやっているダンナに、自分のバイクを買ってあげたいという奥さん、などなど……各案件の紹介を見てると楽しくて、ついついあれもこれもと融資したくなって来ちゃいます。気分は“小さな銀行家”。これはクセになりそう。

 この記事を書いている間にも、テレサさんへの融資が続々と集まってます。あと500ドル! 無事にフリーザー購入できると良いな。
 興味を持った方は、横にあるKIVAのバナーをクリック!

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September 02, 2007

朝の鴨川--ウォーキングする人の群

 昨日は犬の散歩前に一眠りしてしまったせいで、気付いたら暗くなっちゃってて、近所を一回りするだけ済ませてしまったので、今朝は埋め合わせのため、ちょっと仮眠をとった後、6時頃に起きてハンナを鴨川へ連れて行きました。おかげで帰宅後は、一週間ぶりに、ゲキレンジャーと仮面ライダーをリアルタイムで視聴できました(いつもはveohで見てるんだけど)。
 さて鴨川ですが、すっかり涼しくなって、気持ちいい風が吹いていて、春に生まれたカルガモの雛もすっかり大きくなって、でもまだ姉弟で群れてて、空の雲はすぅーっと高くなって、暦はすっかり秋だなぁ~という感じ。いつも夕方の散歩で会う犬とも何匹か出会いました。

 でもでも、朝の鴨川は犬より人間がずっと多い!! 中高年の皆様方がウォーキングしてらっしゃるのです。
 見渡す限りでも、その数、優に五、六十人! 週末だからってのもあるのでしょうか。
 それにしても、ちょっと怖いぐらいのウォーキング熱ですね。鴨川までの道のりには、まだほとんど人がいなかったのに、河原に来た途端、この人口密度は何!?って感じ。

 そりゃ、朝の散歩はすごーく気持ちいいんだけど、皆さん単に散歩してるんじゃないんですよね。みんながみぃーんな、“ウォーキング”してるんですよ。
 散歩ってやつは、「おや、今日はこの花が咲いたね」とか、「今日はカルガモが何羽いるかな?」とか、「比叡山にかかる雲はどんな形かな?」とか……時々立ち止まって、風景との一期一会を楽しむものかなぁと思うんだけども、皆さんパリッとしたスポーツウェアに身を固めて、黙々と早歩きしてらっしゃる。もちろんね、朝の空気を感じ、季節の移ろいもそれなりに感じてらっしゃるんでしょうが、主たる目的はどう見てもカロリーの消費、“健康のため”。

 健康に留意するのは悪いことじゃありませんとも。スポーツメーカーやらフィットネスクラブやらサプリ業界やらの消費拡大に貢献して、消費社会の一員としても立派なものですけどね。なんだかなぁって思っちゃうんですよね。

 健康に悪いものを買わせて買わせて、更に今度は、健康を取り戻すためにもっと買わせて買わせて……。そういうマッチポンプ式のサイクルって、どうよ?と思ってしまうのです。最初のサイクルで消費社会の暗示に乗せられてしまうと、もうあとは泥縄ですもんね。そこから抜け出すつもりのオーガニック界隈もすっかり業界に取り込まれてて、「もっと体に良いものを、もっと消費を!」ってな具合ですからね。
 広告もマスコミも総動員で「消費は美徳だ!!」と教え込まれてきたんだから、抜け出すのはそれほど簡単じゃない上に、今度は近代医学までもが総動員で、やれ血糖値だ、コレステロール値だと追い込んでおいて、「一番良いのはウォーキングですよ」というお手軽な結論まで用意しておいてくれる。ウォーキング大いに結構ですよ。体を動かせば気持ちいいでしょう。でも……言われたこと鵜呑みにしてるだけなら、「やっぱりウォーキングはあんま良くありませんでした」って言われたら(そのうちきっと言い出すと思う)、今度は何を消費するの?みたいな。

 私は不健康でいい!って、思ってしまうのです。
 私だってマクロビもやってるしヨガも良いと思うし、その他諸々エコ志向がありますが、自分自身は消費拡大に貢献する気はさらさら無いし。少なく消費するのが何よりのエコですしね。
 経済の仕組み自体がエコ志向に、公正なルールに則ったものになっていくことが重要だと思ってるから、代理店が消費拡大のためにでっち上げたLOHASでも何でも、利用すればいいとは思ってます。思ってますが、結局、出自が卑しいLOHASなんぞのフレーズは、環境に負担をかける仕組みを維持することにしか貢献しないのかも知れませんね。途中で目くらましをかけて、ミスリードするから。自分で考えて消費行動を決める人なんて、市民社会が成熟して情報が行き渡ってるヨーロッパならともかく、日本ではごく少数なんでしょうから。

 それにねー、どうせ老後は年金も破綻してて、生活保護を打ち切られて孤独死するんですよー、私なんて子供もいないし年下の友人少ないし。それはそれで文士っぽくって、私にとっては悪くない結末ですけど。或いは、このままの政治状況が続くなら、アメリカの戦争に巻き込まれて中産階級以下の経済破綻はもっと早まるかも知れないですが。
 いずれにせよ、孤独死するそのときまで、電通の思惑通りになんか生きてやるもんか!!と、決意をあらたにさせる朝の風景だったのです。
 ……精神衛生のためだけなら、何も考えないで“気持ちいい朝だわっ”って言ってるだけの方が、絶対良いね。それは間違いない。でも、ま、私が重視してるのは個人としての幸福ではなく、人間としての幸福だから、このくらいのフラストレーションは支払わなきゃならないコストなのでしょうね。納得はしてます。

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August 07, 2007

ハンナの夏休み--或いは、8月に非暴力を思う

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Image041 8/3~5、犬たちを連れて河口湖に行って参りました。
 第一の目的は、富士山北口本宮浅間神社の薪能を見に行くこと。立派な杉の林に囲まれた神域の神楽殿は雰囲気が素晴らしくて、毎年の楽しみです。今回は「通い小町」と「天鼓」。梅若六郎さんの天鼓は、ラストに向けて北島マヤの一人芝居のように情景が広がっていく!!スペクタクルな舞いが見所です。

 犬OKのリゾートクラブに宿泊。ドッグランで犬を遊ばせたり、林の中の遊歩道をお散歩したり。
 写真は人気のない芝地。犬たちを放して遊ばせるのは気疲れするので、3匹のリードを結んでおきました。これなら万が一パニクっても遠くまで走っていってしまう心配はないでしょう。

 名付けて、「非暴力ワークショップ 3匹の犬編」。Image044

 非暴力トレーニングの本を3冊ほど読んだところなので、とても興味深く観察しました。3匹にとっても協調性を学ぶ良い機会になるはず……と、「協調性×」と通知表に書かれ続けた飼い主が言うのもなんですが。
 やはり最初のうちは、非暴力ワークショップというよりは、「ベクトルの合成」の図になってしまいましたが…。
 それでも、やがて時間がたつうちに、何となく群れの行動、群れの意志に集約していきましたから、ワークショップの目的は達成されたかな?Image0451
 犬の場合は力が強いものが群れのリーダーシップをとるのが基本ですが、その時々で気力に勝る者が進行方向を決めたり、進むのを拒否する意志が勝ったりと、それほど単純じゃないところが面白いですね。特に、当面の好奇心が満足した後は、体力の劣る者に合わせる様子さえ見せました。このくらいなら人間にも出来るはず。
 非暴力トレーニングの話は、いずれ改めて書くかも知れません。

 非暴力といえば、辺野古での米軍施設建設反対の運動は、キングやガンジーがやったような本当の意味での非暴力運動に育っていっているようです。代表者の平良夏芽牧師さんの次の言葉が、何よりも胸を打ちました。

 「もう一つ大切なことは、辺野古の闘いは「相手との関係性を大事にして来た」ということです。基地建設計画が白紙撤回されたとき、作業をしていた人たちと酒を飲めるような、そんな阻止行動を目指してきました。現実は厳しいもので、なかなかそのようにはいきませんが、目指していたのはそのような関係性です。」

 キングだったかガンジーだったか忘れましたが、敵対した相手方の地域ボスかなんかに、のちにガンジー風の革のサンダルをプレゼントしたなんてエピソードがあったと思います。仲間たちを何人も殺されて、それでも未来に向けて関係を結んでいこうという意志に、少しだけピリッとスパイスのきいたユーモアをこめたプレゼントだったと思います。
 アイルランドでの英軍の対IRA作戦もついに終了しました。あれほどの憎しみの応酬にも終わりがあり得る。
 ブッシュ的妄想に呑み込まれない足場を、もう一度見つめなくちゃと思う8月なのです。

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April 27, 2007

今年の筍

 うつらうつらしている内に季節は待ったなしで進んでいくわけで、慌てて今年も筍料理を食べに行ってきました。
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今年の筍は、長岡天神の「竹茂」さん
 これまで行ってきた筍亭、錦水亭、うお嘉がオーソドックスな筍懐石だったのと比べると、ぐっと個性的な創作筍料理です。

 ・食前酒、筍の木の芽和え、姫皮の梅肉和え(梅がさっぱりしてて美味!!)、鮑と海老、空豆
 ・鱧と筍の煮物椀(鱧に葛が打ってあってとぅるるんな舌触り!)
 ・筍の刺身(穂先も根本もたっぷり、えぐみが全くないっ)
 ・若竹と蕗の炊き合わせ
 ・筍寿司(イカ飯みたい!! 筒状の筍の中に木の芽とじゃこと山椒の入ったすし飯が詰めてあるのをスライス!)
 ・筍ステーキ(真ん中に牛肉が挟んであって、鉄板の上でジュージューいってる!)
 ・筍まんじゅう(百合根と鯛が入ってて、仄かに甘みのある木の芽あんかけ)
 ・焼き筍(炭火で焼いたまま目の前へ。醤油は香り付け程度で、美味しい焼き塩で甘みを楽しむ)
 ・筍の天ぷら(そば粉の入った衣はふんわり感が素朴。穂先と、根もとは海老しんじょが挟んである)
 ・筍ご飯、なめこの赤だし(添えてある昆布の佃煮も、刻んだ沢庵に炒り胡麻ぱらりも、大根の浅漬けも、みんな一味違う)
 ・筍シャーベット(マロンよりもさっぱりしていながら、コクがあって不思議とクリーミー)

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関東人としては、焼き筍は錦水亭のしっかり醤油味が好みかな。でも筍のお刺身、量もたっぷりだったけど、やっと筍のお造りの何たるかを堪能できた気がします。穂先の甘みが好きだなー。味付けは、関東人が考える「いかにも京風」の上品さです。
 カウンター席で、控えめな店主さんと、時折ぼそぼそと会話しつつ二時間弱。今年もお腹一杯。
 昨夏の雨不足のせいで、今年は筍がちょっと不作だと店主さんがぼやいておられました。
 大箱の筍料亭とは違う雰囲気で、比較すればお値段も手頃ですね。
 んが、それより何より、カウンターで隣に座ってた熟年のお二人、カップル未満って感じで、互いに口説いたり引いたりとやたらめったら会話が面白くて、ダンナと二人で耳ダンボになってました……

 去年のうお嘉は記事に上げてなかったけど、大原野の閑静なロケーション。お料理は鰹だしが強めだったような記憶があるような無いような……。

 ふぐを食べそこねたのが、この冬の痛恨っ。

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January 24, 2007

アメリカが動いたっぽい

アメリカ、やるときゃあやる……っぽい。

↓ http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007012301000202.html
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温暖化ガスの削減要望
GEなど米主要10社
2007年01月23日 11:06 【共同通信】

 【ワシントン22日共同】電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)など米国の主要企業10社と環境保護4団体は22日、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出削減を企業などに義務付けるよう連邦議会とブッシュ大統領に求めた。

 削減義務化を求めたのはGEのほか、化学大手デュポン、証券大手リーマン・ブラザーズ、石油大手BPの米国法人など。企業に対して、排出できる温室効果ガスの枠を設定し、枠を下回った企業は、枠を上回った企業に排出量を売ることができる国内排出量取引市場を創設。米国全体で2050年までに07年の排出量の60-80%を削減するとの内容だ。

 議会には早急な立法措置を求めるとともに、大統領に政策を実施するよう求める書簡を送った。

 要望書では「温暖化対策は米国の経済にとって害になるというよりはむしろビジネスチャンスだ」としている。

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詳しくは、US Climate Action Partnership のwebサイトへ。

オゾンホールのときも、代替フロンの開発で先手を打てるとなった途端に本気になったアメリカ。今回もいきなり本気モードの大幅削減をやってのけることになるんでしょうか。
GEにデュポンにリーマンにBPですと? 各業界からそうそうたる面々ですね。他にもガス、電力などエネルギー系の会社も入ってますね。このままだと、フロリダ水没しちゃうもんねー。
しかも、2050年までに60-80%の削減って、ゴアが示していた「既存の技術で無理なく可能」な削減量の最大幅。
やっぱ、『不都合な真実』のインパクトも手伝ってるんでしょうね。すごいなぁ、外圧以外で社会が変わるってうらやましー。未来へのイマジネーションだよねー。
<追記>上記サイトの報告書を見ると、「2050年までに現在の60-80%のレベルまで下げる」とのことですので、共同の記事はちょっと誤訳ですねぇ。

良くも悪くもアメリカンスタンダードが変われば日本も変わる。
「我々は……未来に希望を持ってもいいということなのか……!?」と、SFマンガの登場人物になった気分で呟いてしまいましたよ。
日本はせっかく省エネ技術で先行してるんだから、この流れに乗り遅れなければいいんだけど。
株価の変動も予想されますから、ホントの意味での社会的責任投資で儲けが出る日も近いかも知れません。

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